こんにちは！那珂川町観光ブログ担当です😊 12月も半ばを過ぎ、冬の足音が深まってきましたね。執筆時点の那珂川町は、しっとりとした適度な雨が降っていて、気温は8℃と肌寒い一日となっています。こんな日は、温かい場所でゆっくりと文化に触れるのも素敵ですよね。そこで今回ご紹介したいのが、知る人ぞ知る那珂川町の宝物、『馬頭和紙』なんです✨

## 那珂川町に息づく伝統の技、『馬頭和紙』の魅力

澄んだ那珂川の清流と豊かな自然に恵まれたこの地には、100年以上の歴史を持つ伝統工芸『馬頭和紙』が大切に受け継がれています。その製法には、良質な「那須楮（なすこうぞ）」と、里山の清らかな水が欠かせないんですよ。原料となる楮は、鷲ノ子山地周辺で育ったものが使われているんですって。

熟練の職人さんが一枚一枚、心を込めて手漉きする馬頭和紙は、独特の温もりと丈夫さを兼ね備えています。機械では生み出せない、人の手から生まれる風合いは、なんとも言えない美しさですよね。この馬頭和紙は、実は様々な場所でその美しさを放っているんです。例えば、那珂川町馬頭広重美術館では、地元の職人が漉いた和紙が内壁に使われていたりして、建物の雰囲気を一層引き立てています。芸術作品の背景に使われたり、時には暮らしを彩るアイテムになったり…その用途の幅広さにも驚かされますね。

## 温もり感じる手仕事体験！『馬頭和紙』を暮らしに取り入れよう

そんな伝統の馬頭和紙を、ご自身の手で作ってみる体験はいかがでしょうか？✨ 冬の那珂川町は、積雪はほとんどなく、枯れ草や落葉樹が織りなす里山の風景が、より一層和紙の素朴な美しさを引き立ててくれます。静かで清らかな冬の空気の中で、手仕事に集中する時間は格別ですよ。

和紙の手漉き体験は、お子さんから大人の方まで、みんなで楽しめる素敵な時間になるはずです。楮の繊維が水の中で揺れる様子を眺めたり、漉き桁（すきげた）を操って一枚の紙を形にする工程は、きっと心に残る思い出になりますよ。完成した和紙は、世界に一つだけのオリジナル！お手紙にしたり、ちょっとした飾り付けに使ったり、と愛着がわきますよね。手漉き体験を通じて、和紙の奥深さや、それを守り続ける職人さんの情熱を感じていただけたら嬉しいです。那珂川町を訪れた記念に、午前岩物産センターなどで和紙製品をお土産にするのもおすすめですよ🛍️

歴史と自然が息づく那珂川町で、ぜひこの冬は『馬頭和紙』の魅力に触れてみてくださいね。皆様のお越しを心よりお待ちしております！