
こんにちは!那珂川町観光ブログ担当です😊
今日は12月13日。空には厚い雲が広がり、気温は3℃と、体感としても冷え込む一日ですね。本格的な冬の到来を感じる那珂川町ですが、この季節ならではの静かで心落ち着く魅力もたくさんあるんですよ。今回は、そんな那珂川町にひっそりと佇む古刹「乾徳寺」の、凛とした冬の表情をご紹介します。
## 澄みわたる空気に包まれる那珂川町の古刹「乾徳寺」
那珂川町の馬頭地区に位置する「乾徳寺」は、明応8年(1499年)に創建された曹洞宗のお寺です。なんと500年以上の歴史を持つ、那珂川町の歴史を静かに見守り続けてきた古刹なんですね。特に見どころは、室町時代の武家屋敷門様式を今に伝える千鳥破風の山門。これはかつて武茂城の大手門を移築したものと伝えられていて、その威厳ある佇まいからは、当時の武家の息吹を感じることができます。
杉の茂る谷あいにひっそりと佇むその姿は、夏には深い緑に、秋には紅葉に彩られ、四季折々の美しい表情を見せてくれますが、冬の乾徳寺はまた格別なんです。葉を落とした木々が周りの里山の風景と溶け合い、澄み切った空気の中で、一層その静寂が際立ちます。那珂川町では積雪はほとんどありませんが、枯れ草や落葉樹が織りなすモノトーンの世界は、心が洗われるような清々しい美しさがありますよ。栃木県指定史跡である「茂城跡」の境内と合わせて、歴史の深さを感じながら散策するのもおすすめです。
## 乾徳寺で心穏やかなひとときを過ごしてみませんか?
喧騒から離れ、静かに自分と向き合いたい時、乾徳寺の冬の静けさはきっと心に響くはずです。冷たい空気の中、歴史ある山門をくぐり、境内に一歩足を踏み入れると、そこは時間の流れがゆるやかになるような特別な空間。心がスーッと落ち着き、研ぎ澄まされていくのを感じられるでしょう。本尊の木造釈迦如来像も、訪れる人々に静かな安らぎを与えてくれます。
知る人ぞ知る、那珂川町の隠れた名所「乾徳寺」。都会の慌ただしさを忘れ、古刹の静寂の中で心ゆくまで落ち着いた時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?午前岩物産センターでお土産を探したり、那珂川町なす風土記の丘資料館で町の歴史をさらに深掘りする前に、ぜひ立ち寄って、那珂川町の奥深い魅力を肌で感じてみてくださいね。
※乾徳寺の最新の営業情報は公式サイトでご確認ください。
那珂川町の冬は、知れば知るほど魅力がいっぱいです。ぜひ、乾徳寺の静寂な冬を体験しに、那珂川町を訪れてみてくださいね😊


